[活動報告] 第2回2016年6月19日
水辺の自然観察会
今年もNPO法人鶴見川源流ネットワークの活動に参加させていただき、めだか池(高ヶ坂松葉調整池)にて、水辺の生き物の観察をしました。天気にも恵まれ、47組の親子が参加しました。
成瀬駅に集合して歩いてめだか池に移動し、池に入る前に注意事項の説明を受けました。
その後、網とバケツをお借りしてめだか池に入り、メダカなどを捕まえました。
今年は、子供達の安全のために池の水を少なめにしてくれていました。
最後に、めだか池の魚たちや水生昆虫たちについても説明を聞きました。
人の手によって持ち込まれた外来種のお話も聞きました。
多くの子どもたちが、自分たちで捕まえたメダカをペットボトルや虫かごなどに入れて持ち帰りました。
メダカを飼う水は水道水でも大丈夫ですが、酸素をしっかり入れてあげることが大事だと教えてもらいました。
「バタフライガーデン」第6号を公開しました
今回は、以下のような内容になっています。
・「自然への渇望」 河野哲也
・樹液に集まる虫。強いのは誰?
・活動の紹介
こちらからダウンロードしてご覧ください。
季節の移り変わりとともに、南つくし野小学校や私たちの住まいの周りで様々な蝶の飛来が観察されます。庭や公園や近くの樹林など私たちの気付かぬ処で命の営みが行われていることの証です。しかし残念ながら、飛来する蝶の個体数は、年々減少の傾向にあります。
本来、自然は私たちにとって博物学の宝庫です。しかし、生活環境の都市化と生活様式の変化は、子供たちの日常から自然との接触の機会を少なくしています。
私たちの幼少の頃、私たちを包んでいた豊かな自然は、探索と発見の喜びと感動を体験させてくれる教室でした。この喜びと感動は、子供の感性を育てる「ドキドキ、ワクワク感」です。
「自然」が教えてくれるこの喜びと感動を、日々身近に体験できる環境作りは、都市化された生活環境にあって、子供たちに益々大切なことではないでしょうか。
「蝶プロジェクト」が目指す蝶の飛び交う環境作りの目的は、この街に蝶の力を借りて自然を再生し、身近に自然の不思議さを日常体験できる環境を作り、子供たちの柔らかな感性を刺激することにあります。
南つく蝶プロジェクト 河野 哲也